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パキスタンからの研修医
現在の混沌とした国際情勢を尻目に、私が手術を行っている市川総合病院にパキスタンの若手脊椎外科医が、白石式の手術の研修に来ていました。
彼は敬虔なイスラム教徒で、研修中は丁度ラマダンの期間に当たっていましたが、見学中
毎回目を皿のようにして、たくさんの質問をしていたのが印象的でした。
パキスタンは中東に属しており、かつてビンラディンが潜伏していた所として知られて
います。
今回イランは同じイスラム国家である隣国の貯水池を攻撃しているとも言われており、
水が油より大切な砂漠の国々にとっては死活問題だという話を聞きました。
そのイランは、親日国家だと考えている日本人が多いと思います。
「海賊とよばれた男」という小説は私も読みました。
パキスタンの彼が帰った後で、あまり豊かではない国の、潤沢ではない生活の中で、なぜ
あんなに頑張るのだろうと考えました。
しばらくして、それは、目の前に患者さんがいる、ただそれだけのことだと思い至りました。
彼の帰国後の成長と母国でのこれからの活躍がとても楽しみです。


