院長コラム
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【脊柱管狭窄症とは】
背骨の病気で一番多いのが脊柱管狭窄症という病気です。
中高年の方に圧倒的に多いこの病気は医療番組でもしばしば取り上げられるので
皆さんもよく耳にしていることと思います。
脊柱管とは背骨の後ろ側にあるトンネルのことで、そのトンネルの中を神経の本幹が通ります。
この神経のトンネルつまり脊柱管が様々な理由で狭くなった状態を脊柱管狭窄症と言います。
狭くなった脊柱管の中で神経が押されると手や足に痺れや痛みが出たり思うように手足が動かせなくなるような麻痺症状が出ます。
症状が更に悪化すると排尿や排便といった排泄の障害も起こります。
一口に脊柱管狭窄症と言っても神経が背骨のどの部分で圧迫されるかによって症状は異なります。
背骨は主に首と背中と腰の3つの部分に分かれます。
首の部分を頚椎と呼び 背中の部分を胸椎と呼びます。
腰の部分は腰椎と呼ばれます。
脊柱管狭窄症で最も多いのが、腰椎の狭窄症です。
次に多いのが頚椎の狭窄症です。
胸椎には珍しいので、この病気は主に腰と首の病気として知られています。
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